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G's voice

英会話カフェを経営している男が、それとはほぼ無関係な事を酔った勢いで、無責任に書くコーナー。途中からまじめに小説家を目指すに至る。
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SMについて
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    SMについて峰ちゃんの意見

     

     まだ三十前の若さで僕は行き付けの新宿駅近くのスナックがあった。飲み方がオッサンである。

     その「スナック江美」には僕のような若い者はおらず、会社の部長さんやら、NHKのディレクターさんやらが主な客層で、ママの人脈のせいか、品の良いお客さんが多かった。ママは元女優(その時もまだ公演会などやっていたらしい)で、そこで働く女の子達も女優のたまご、と言うか実際舞台などをやっているが、それだけでは食べていけないのでそこで働いている、と言った具合だった。僕は週に2,3回江美に行っていて、働く彼女たちの劇団の公演を見に行ったりする事もあった。

     

     そのスナックの女の子で峰ちゃんと言う子がいた。僕より一つ年上で28歳だったか。大人びた雰囲気で、はじめのうちは話しかけにくい感じだった。次第に彼女は見た目より面白い人で、高知県出身の義理人情タイプの女性だと分かってきた。特に酔っ払うと大暴走するし、第一印象から考えると、意外や意外って具合だった。

     その峰ちゃんがある日僕に尋ねた。

     

    「矢田さんはさ、つくすのと尽くされるの、どっちがいい?」

     

    「そりゃ尽くされる方がいいに決まってるじゃん。王様みたいになりたいね。」

     

     僕はすかさずそう答えた。すると、峰ちゃんは、

     

    「ふーん、じゃあ矢田さんはMだね」

     

     と言う。(えっ?)

     言うまでもなく、Mとはマゾの事で、責められたり、イジメられたりするのが好きな性癖の持ち主の事だ。

     

    「うっそ、そうかな。どっちかって言うとSだと思ってたけど」

     

     俺の答えに峰ちゃんは説明を加える。

     

    「だってさ、尽くされるって事は受け身じゃない?Sだったら、自分が攻める方だから尽くす方が好きなはず」

     

    「ううーん・・・」

     

     僕が飲み込めないで考えていると、

     

    「つまり、自分からやるのが好きか、相手にやられるのが好きか、でタイプが決まるのよ」

     

     と更に説明を加える。確かに尽くされるって言うのは受け身だ。

     

    「ふーん、なるほど。。。」

     

     何となく言いくるめられてしまったけど、実際僕は自分がSもMも自覚はないからそう言われるとそうかも知れないと納得。

     

    *

     

     

     しかし、その後同じ質問を男達に向けると、みんな、

     

    「そりゃあ、尽くされる方がいいよ」

     

     と答えた。

     

     男はみんなMなのか。

     

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    | その他諸々 | 23:54 | comments(0) | - | - |