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G's voice

英会話カフェを経営している男が、それとはほぼ無関係な事を酔った勢いで、無責任に書くコーナー。途中からまじめに小説家を目指すに至る。
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正直、英会話カフェ業界ってどうなの?(1)
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    正直、英会話カフェ業界ってどうなの?(1
     

     知っている人は知っている、「英会話カフェ」。昔は「英会話喫茶」と呼ばれていて、1時間1000円で外国人と英語で話すカフェ形式の英会話教室だ。最近のものに見えるかも知れないが、実は30年以上前から存在する。
     

     安さに引かれて気になるのだが、少し怪しいのではないか、と言う英会話業界に対する猜疑心みたいなのが邪魔をして、行けない。
     
    しかし、最近少しずつ一般的になって来たのか、都内では随分沢山の英会話カフェと名乗っているお店がある様だ。何だか良く分からない存在。

     そして、一応これが僕の生業である。
     

     G-FLEX設立当初のブログって言うか、赤裸々、日記G-FLEXができるまで」12年前のもの)を読んだ人にとっては「よくここまで来たね、G-FLEX」って感じに見える事だろう。と言うか、実際古いお客さんには良くそう言われる。



     

     何せ当初は金が無く、自分の店も持てず、他人の喫茶店にいそうろうって感じからスタート。仕方なく、僕自身は従業員に給料を払うために深夜のガストでコックをしたり、ポスティングのバイトをしていたくらいだ。社長がバイトってさあ、と友達には笑われたが、仕方なかった。そうしないとやって行けない。
     

     半年くらいでその苦しい状況からは脱し、自分の会社の仕事だけで食える様になった。
     

     気が付けば、会社設立から今年で12年目、老舗の英会話カフェもつぶれたりして、多分全国で3番目か4番目くらいに古い存在になってしまった。しかも、藤沢に2年前に出店し、今年は大和に出店。傍から見るとトントン拍子で、大そう儲かっている様に見えるだろう。でもこう言う風に景気が良さそうに見えるのは、たぶん結構昔からなのだ。
     

     *


     僕は見栄っ張りだ。他人に対して(G-FLEXを)現実より良く見せようとする。それがエンターテイメントだと思っている。


     確か6周年か7周年のアニバーサリーパーティーの時までは、毎年クルーザーを貸り切って船上パーティーなどを行っていた(最大で170名乗りのクルーザーを貸切り、117名集まった)。その上で芸人を呼んでライブをやらせたり、まあ、景気の良さげな大盤振る舞い。ライブハウスを借り切ってライブパーティー(外国人スタッフと俺のバンド)なども5回ほどやった。それらをホームページにアップする。ある意味宣伝とお客様への感謝還元とスタッフの慰労のためで、決して儲かってはいない。
     

     それを見て、「よし、俺も!」と思った人も居たのではなかろうか。


     ・・・申し訳ない事をした。


     *


     僕が今までで知っているだけで、英会話カフェが潰れたのは多分10店を越える。決していい加減な営業をしていた、とかでなく、それなりに特色を出そうとし、お客様の事を考えて頑張ってみた結果閉店となっている様だ。ほとんどの場合、皆様に惜しまれつつ、閉店。つまり悪いことは何もしていないのだ。
     

     英会話カフェとは、大変お気軽な起業だ。部屋と外国人があれば出来る。何の特別な技術も設備も要らない。ただ、単にオーナーは外国人と仕事がしたい、英語を使いたい、と言う理由で始めてしまう。これだけで上手く行く訳が無い。
     

     正直、英会話カフェは儲からない。
     

     たぶん最初にはじめた人が「1時間1000円」と言う相場を決めてしまった為だろう。正直、ほとんどの場合、これでは利益は生まれない。 趣味と言える。と言うか遊びだ。
     

     しかし、この安さゆえ、人が集まってくるのも間違いない。人が集まれば、そこに商売の芽が育つ。皆そこに眼を付けて何かを考える。でも結果失敗する。
     当然の事ながら、これから英会話カフェをやろうとしていて、僕のところに相談に来る人には、「止めた方がいい」と言う。では、もし、12年前の僕が、12年後の僕に英会話カフェをやりたい、と相談を持ちかけたらどうだろう?間違いなく、僕は12年前の僕に「止めた方がいい」、と助言する。これは金脈でも何でも無い。他の業界と同様に100人に一人しか勝てない。それでもやりたいならやればいい、と。

     

     では、何故G-FLEXは上手く行っているのか?
     

     *
     

     もしかすると僕は、典型的自己破滅型人間に見えるのではないか。良く言えばゲージュツ家ってか、「自分の欲望に忠実である反面、自己のコントロールが下手で、自らを自滅に追い込んで行くタイプ」(ちょっとカッコいい♪)
     

     また、悪く言えば「節制が出来ない、単にだらしない男」(↓)とも言える。


     店の営業時間中に散々外で飲み歩き、店に戻り接客。後で、酔っぱらった矢田さんの昔話に結構長く付き合わされた、などとクレーム。また、ある日パーティーの受付で、僕は酔っぱらって椅子に座って寝ている。来たお客さんはそれを見て呆れて「これ、普通の店ではありえないよなぁ」とか言う独り言が眠りながら薄っすらと聞こえた。
     

     うーん、そんな風に許してくれるお客さんも良いのか悪いのか。
     

     更に、大体いつも昼寝をする。もちろん僕は社長だから誰も文句は言わない(シエステと呼んでいる)。何故昼眠いかと言えば、まあ、毎晩深酒をするからだろう。ビール23リットル1365日飲み続けている。お腹がいっぱいになると眠くなる(赤ちゃんと一緒)。

     これが昭和の男の美徳とも言える生活なのだ。破天荒だぜ、俺!


     しかしながら、そう言うのは今や単にだらしのないダメ男の時代になってしまったのだ。現代の出来る子は、あのイチローの様に、ストイックに節制し、黙々と頑張るヤツなのだ。
     

     *
     

      ところで、では、本当にG-FLEXが上手く行っているのか?
     

      行ってます。売り上げとか前年比150%レベルで。
     

      もちろん、秒速1億稼ぐとか言う元ネオ・ヒルズ族の何とか翼君と比べてみようと、計算してみた。
      どうも、計算上(実際計算してみた365日24時間、3600秒的な)何故だか秒速
    1.8円にしかならない。

      しかし、
    15名のアルバイトに給料を支払い、3店舗の家賃や自分の家のローンを払う事には困らない程度なのだ。
     

    「そりゃあもう、ひとえにお客様のお蔭です」
     

    (え?何それ当たり前じゃん。つまんないんだけど。)
     

     うーん、何でだ?やはり何かある筈だ。と言う事で、一応自己分析してみた。
     

     実は表向きは違うと思うが、僕はラーメン屋の頑固一徹オヤジみたいな性格をしていて、自分が納得した事以外は出来ない人間だし超自己中なのだ。だから信念は変えない、と言うより変えられない。自分が世界中で一番正しい、と思っている。もし、途中で自分が間違っていると気付いたとしても、全く素直に認めず、貫き通す。


     やっかいだ。 ・・・特に夫婦喧嘩の元凶だ。


     しかし、これがどうやら経営者としては必要な要素だった様で、会社は独楽として回っている。もしその軸がずれたら、とたんに独楽は重心を失って倒れてしまうのだ。軸はぶれてはならないのだ。


     

     また、僕は創意、創造力に他人より多少恵まれている様で、オリジナリティに非常に拘る。その積み重ねで自分の独自のスタイルを作る事が出来たのだと思う。





    これら具体的にまとめてみると、以下の様になる。


     

     「10150円の英会話」と言うコピー。
     

      これは創業以来だが、実は1時間1000円の一般的な英会話カフェと変わらない。でも、このインパクトで安い英会話だと思える。100円コインパーキングからヒントを得た。
     

    文章を書くのが意外と得意(文章だけでなく、創造の力を僕は持っている事を信じている事)。
     

     典型的理系人間を自負する僕が、英語や文章が得意って、ちょっとおかしいのだが、結果的にそうなのだ。実際学生の頃は、英語が苦手で、本も読まなかった。でも、若い頃、ミュージシャン(低レベルの作曲)をあきらめたとき、何故か「次は作家だ」、と思い、数千枚にわたる原稿を書いていた時期がある。大手文学賞などにも応募したが、もちろん×××。。。
     しかし、このネット社会で、気軽に他人様に自分の文章を読んでもらえる様になったので、こうやって調子に乗って書きまくっている訳なのだ。

     

     もともと起源となる、「英語と温泉にどっぷり漬かる4日間」と言う、英会話合宿をやっていて、(13年くらい前)、当時はブログと言う概念が僕の中に無いまま、日記みたいなのを自分のサイトに上げていた。英会話合宿の参加を決めた人たちは、全員その日記を読んでいて、当時全国の沢山の知らない人たちから励ましのメールみたいなのを貰った。それに勢いを得て、ここまで来てしまった。当時の英会話合宿の参加者は北海道から九州までに渡った。
     

    G-FLEXができるまで(原題:英会話コミュニティサロンができるまで)」等もそうだが、それを読んできて下さる方が沢山いた。その人たちは、初めて会った時点で、最初から完全に僕の味方だった。こんなだらしない奴だと分かっても許してくれた。
     

     G-FLEXを引退したら、物書き(作家)になりたいと密かに思っている。
     
    更に、80を越えたら絵描き(画家)になるのが、僕の最終章の予定だ。絵も何度か(小中学校の頃)賞みたいなのをもらった事があったり、オヤジがずっと画家志望だったのもあって、僕も好きだ。でも今はまだ描かない。取っておく。
     これは僕にとっての人生のゴールである。最後は絵を描いていたい。


     

    英会話レッスンに於ける、講師の質に頼らぬ効果的なプロセス・メソッドを作りあげる事が出来た。

     

     G-FLEXは大変安い。「月謝1万円のマンツーマン」が目玉だが、問題は、ここでどう利益を出すのか。それを可能にする教材やメソッドを全てオリジナルで作り込んで来た事(メソッドについてはこちら)。僕の理科系ロジカルシンキングの賜物です。
     こいつを武器にまだまだ広げるつもりです。


     

    運が良かった。
     

     だいたい、これが無かったら何をやってもうまく行かないだろう。運って言うのは、自分のチカラが及ばない所で起きている事全てで、こればかりはどうしようもない。これが悪ければ、成功は無理だ。逆にそれが助けてくれるかも知れない。しかし、自分の制御外の事だ。どうしようもない。
     
    10年以上続く会社が全体の1割に満たないと聞いた事がある。その会社の社長は、ある意味でみんな運が良かったと思っている筈だ。自分の力だけでは、絶対に成しえない。


     

      正直、英会話カフェ業界ってどうなの?(2)へ続く。

    | 正直英会話カフェ業界ってどうなの? | 23:58 | comments(0) | - | - |