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G's voice

英会話カフェを経営している男が、それとはほぼ無関係な事を酔った勢いで、無責任に書くコーナー。途中からまじめに小説家を目指すに至る。
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その2 まずはスクールで体験レッスン
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    その2 ・・・まずはスクールで体験レッスン
     

     サーフィンスクールをネットで調べてみると、6月までは9時始まりなのだが、78月は海水浴シーズンなので、朝6時からになると言う。

     これを知った僕は、(急がないと無理だ!)と焦った。普段9時に起きている僕が6時からのスクールに参加するのは不可能。6月中に何とか行かねば。

     とにかく始めなければ、と申し込んだのが「GLAD」と言うサーフショップの1日体験コース。

     前に聞いたショップが月曜ならマンツーだろうと言っていたので、そうなるのではと思って行ってみた。

     時間の20分前に店の前にチャリで行くと、若い男とちょっと貫禄があるオジサンがデッキで煙草を吸っていた。横目で見ながら、

     うわ、苦手、と僕が思ったのはオジサンが掛けているサングラスは七色に輝くみたいな奴で、「俺は軽い男だぜ、なんか文句あっか!」的なオーラを感じ、そのままチャリで店の前を通過。

     まだ時間があるから取りあえず海の様子を見てから行こう、って事に。

     海をぐるっと見回して、もとのGLADへ。もう、七色オジサンは居なかった。

     結局集合時間ぎりぎりに到着したら、

    「ちょっとあちらでお待ちください」

     と言われた。隣りでは、今時の茶髪でカッコいい感じの男の子(たぶん20代後半)がサーフィンの雑誌を読んでい

    た。僕は今までサーフィンの雑誌を見た事がない。それだけで、

    「こいつマジだな」


     とか思った。

     他にはたぶん60位の前方が禿げあがったオジサンもいたが、どう見てもスクール生ではないっぽい。みんなとゲラゲラ話していた。
     他にも20代っぽい若い女性(普通ぽい)と年齢不詳っぽいカッコいい女性(顔は50位の小ジワオバサンなのだが、ウエットを着ていて、プロポーションがSO GOOD)が居た。サーフィンやってるから顔が日焼けなんかでシワ出ちゃうのかな。僕と同じ位か僕より下かもしれない)その人はインストラクターらしかった。20代の女の子よりも50位の女性の方に興味が行ったのは年齢のせいだろうか。

     あとは、ネットでも見た、若い男性のインストラクター。ニックネームSatocyだって。


     そこに、
     

    「どうもーす!」


     と元気の良いあいさつと共に背の高い若者(20ちょっとくらい)が入ってきた。


    「今日俺一人っすか?」


     といきなりイントラクターの人に言うと、「いや、ほらいるじゃんいっぱい」

    と僕らの方を見た。


    「今日はインストラクター2人態勢だよ」


     どうやら彼はたぶん何度もここのスクールのレッスンを受けているのだろう。

    *

     その日は616日と言う梅雨真っ只中なのにまさに「快晴」で、でも波は膝上くらいであまりなかった。


    「いやあ、今日はスクールとしては絶好の日ですね。でもまあ、人が多いな。」


     インストラクターが言う様に、まあ初級向けの日と言う感じだった。



     準備運動を終えると、まずはビーチでのシュミレーション。

     ボードに腹ばいになった所から、ハイ、立つ。

     これだけ。

     しかし、それだけでもいろいろ注意される。


     ・まず、ボードのどの位置に腹ばいになっているか。

     ・どこに両手を置いているか。

     ・立った時の前足の位置方向、後ろ足の位置方向。

     ・足を着くまでのスピードと立つスピード(足は速く持ってくるが、体はゆっくりと起こす)。

     ・体重の保ち方、お尻を後ろに出し、腕はまっすぐ垂らす。

     ・上半身の向き。
     

     こんな事を瞬時に考えて動作を行わなければならない。

     これを大体10分ほどやってさあ海へ。


    「ひゃー!きっもちいいーーっ!」


     考えてみたら、10年以上ぶりの海だ。G-FLEXを始めて以来、英会話合宿で海に来たけれど、海水浴はやってない

     汚いと思っていた江の島の海の近くの鵠沼海岸の水は意外にも透き通っていて、きれいだった。


    「はい、矢田さん、パドリングして」


     インストラクターの言われた通りにまっすぐ前を向いてパドリング、


    「はい、立って!」


     後ろから聞こえる声の通りstand up


     そのまま最初から見事(?)に波に乗れてしまった。つまり最初からTake off出来ちゃったのだ。


    「へー、出来たじゃないっすか」


     インストラクターに言われ、いやあ、はい、と照れ口調の僕。

    (もしかすると俺には才能があるのかも知れない)

     そんな瞬間。


    「矢田さんは、そのまま行けば大丈夫でしょう」

     

    とインストラクター。

    「そうですかぁ?」照れ口調の僕。

    「何かスポーツやってたんですか?」とインストラクターに聞かれ、

    「実はウィンドウサーフィンを昔」

    と言うと、


    「え、そうなんですか?僕も昔ウィンドウやってたんです。何年くらいやってたんですか?」


    (やってた?ゲッ、ヤバ、レベルがバレる!)

     と思いながら、「5年くらい、でもたまにですが。。。(本当は10年)」と答える。

     サーフィンのインストラクターやっている位の人だから絶対ウインドゥも上手いに決まってる。僕ら素人のレベルとは段

    違いなはず。

     その通り、話は合ってよかったが、段ちなレベルをまざまざと知らされた。僕はスラローム、彼はウェーブボード、夢のまた上のフォワッドループとか。まあ、仕方ないけど。

     最初は上手く行ったのだが、その後なかなか波にうまく乗れなくなって、あれれ?って感じになってしまった。

     さらに僕の心臓は、と言うか呼吸が息巻いて、


    「すみません、ちょっと休憩させて下さい」


     と言う始末。

     ぜいぜい言いながらビーチに戻って、青空と雲を見ながら休憩した。そうしながら、昔の海の記憶が蘇って来る。



     子どもの頃、ただ単に波が面白くて一日中遊んでいたあの頃、津久井浜にウインドウに行って一日をカップラーメン一杯で過ごしたあの日々。潮水を一杯飲んで、腹なんて減らなかった。


     そうやって、いくつの時も、海で遊んでいる時に疲れを感じた事は無かった。

     それが、今はこのザマだ。・・・マジ疲れた。

     当然だけど、他の20代の二人は全く休憩する事なく、果敢に波と格闘している。

     そんな感じでも、まあその間自分的には上達した様で、自分で波に乗れる感じにはなった、かな。
     

     終わってからみんなで反省会、みたいにやって、初日に一応乗れた僕に対して、他の生徒に、


    「矢田さんはウインドゥをやっていたから、、、」


     的な事を言われ、

     

    (もしかして、他の二人は45回やってるのにたいして上手くないのに、初回の俺が結構簡単に乗れたので、フォロウしてるのでは・・・)


     などと密かな自信を持つに至ったわけです。とっても疲れたが。
     

    *
     

     帰りは、「焼肉屋のさかい」が目の前にあって、

    (「あんな下品な店は湘南には不似合いだ」)

     と景観に関して常日頃思っていたが、

    (焼肉食いてー!あとビール)

     と思って、海の公園を見ながらさっきまで景観を損ねると、心の中で非難していた「焼肉屋さかい」(でっかい日の出のマークが超ダサい)に入って、ランチ焼肉&ビール(一人ランチ)で、結局オッサンらしく終わりましたとさ。



    その3へ続く

    | サーフィン | 22:52 | comments(0) | - | - |