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G's voice

英会話カフェを経営している男が、それとはほぼ無関係な事を酔った勢いで、無責任に書くコーナー。途中からまじめに小説家を目指すに至る。
同窓忘年会
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    同窓忘年会
     

     去年(2014年)の年末に横浜のG-FLEXで、小、中学校の同窓生たちの忘年会があった。

     過去を振り返らないタイプの僕は、こう言った事にあまり積極的ではなかったりするのだが、一昨年からFace Bookなどを通して繋がって、たまにお呼ばれ。そこである意味懐かしさとかもあり場所を提供(もちろん有料)する事になった。20人以上の年末の場所取りはかなり熾烈らしい。
     

     こちらは一応ちょこっとだけ料理して、あとはデリバリーとか持ち込みで。コップや皿も使い捨て。貸切なのである意味アットホームなパーティーが期待された。みんなも気を遣ってくれて、ゴミとかもなるべく出ない様にとか、段取りも全部主催メンバーでやってくれたので、こちらは普通にパーティーに参加できた。
     

     僕は中学校2年生で転校している(と言っても、近くの中学)。だから卒業アルバムに載っていなくて、最初にみんなが繋がった同窓会には出席していない。その後一人の友達が僕の事をFace Bookで検索してくれた様で、友達申請が来て、そこに加わったわけだ。
     

     最近多いのではないだろうか。このパターン。Face Bookは数年前からあったと思うが、Lineと共に、この12年でかなり一般的になった気がする。僕は10年くらい前にmixiをやっていて、1年で飽きてしまった経緯があるので、Face BookLineも知っていたが、
     

    「いや、オレそう言うタイプじゃないから。結構古い人間なんだよね」
     

     などと言いながら、ずっと、「今さらの参入」に躊躇していた。しかし、仕事的にも必要だったりして、細々とやっていた所が、この中学同窓会みたいな集まりに繋がった。Face Bookやってなかったらお呼ばれしなかったかも知れない。
     

     *
     

     正に久しぶりに会う元同級生は、そのままの人もいれば、パッと見、
     

    「こいつ誰だ?すごいデカくて恐そう」
     

     と言う人も居て、あとから「あ○いちゃんがさ、」と言われて、あ、彼はあの高音ボイスのあ○ちゃんだ!と気が付いたりする始末。
     

     でも35年振りに会って、その直後、
     

    「おお、ヤ○ジンじゃん!」
     

     自分でも驚くほど、すんなりあだ名が出てきたり(でも正確な名前は思い出せなかった)。

     多分、他の人たちは卒業アルバムで復習して来ているのだが、僕は卒業していないので持っていない。完全に35年前(中2)の記憶だけが頼り。
     

    「そういや、小学校の時よく遊んだよな」
     

    「?・・・お前何小だっけ?」
     

    「俺、下飯田小」
     

    「だよね。俺中和田南なんだけど。。。」
     

    「あれ?そうだっけ?じゃあ遊んでるはずないな。あれ、違う奴かぁ。誰だっけ」
     

     こんな曖昧な記憶を頼りに接点を見つける。
     

     *
     

     しかしまあ、会ってみるとトンデモナイ古い記憶が蘇って来る。以降僕の話。
     

    「ある時ヤ○ジンがさ、
     

     「ちょっと、ちょっと来てよ。困っちゃったんだ」


     って俺を便所に呼ぶの。まあ、俺で良かったら力になってやろうかなって。んで俺も後に付いてトイレに入っていたら、


     「これ流れねえーんだよ!どうしたらいい?」


     と個室の便器のウ○コを指さして言うわけ。」


    ()
     

     35年前の記憶が鮮烈に蘇った瞬間だ。
     

     *
     

     こんな些細な話で盛り上がっている中、全く笑えない話がいくつかあった。
     

     それは、死んでしまった友達の話。

     

     この年になると、知り合いの数人は死んでしまったりするものだろう。

     しかし、同窓会みたいなので、元気な姿が見れると思っていた人間が死んでしまっていると言う話はショックだった。

     いくつか覚えている話だ。
     

    女子A)「私の付き合ってた、○井君、彼ね、死んじゃったんだって。」
     

    俺)「え!マジで?ショック。何で?」
     

    女子A)「うつ病の末の自殺らしいよ」
     

    俺)「ウッソ。あんな明るかった奴が??」
     

    (・・・ショック)
     

     *
     

    俺)「○西君も19歳の時亡くなったんだよね」
     

    女子B)「○西くんって、小学生でもなんか男気があったって言うか、カッコ良かったよね」
     

    俺)「うん、そうだね。でもどうしてそう思ったの?」
     

    女子B )「だって私と遊んでいる時に、○西君の家に上がろうと思ったら、

     「女の子はここまでにしとけ」って言われて帰されたの。」
     

    俺)「えー、何それ、小学生のセリフ??」
     

    女子B)「そう、その時、なんか彼って男らしいなって子どもながらにも思った」
     

    俺)「うっそー、いや、オレ普通に○西君の家の中で女の子と遊んでたよ。しかもエッチごっこ。」
     

    女子B)「えー、何それ!?」(動揺を隠せない女子B)
     

    女子C)「ちょっと矢田君、人の美しい思い出、壊しちゃ駄目よ!」
     

    俺)「マジマジ。イ○っ子(僕の当時仲良かった友達)とかも一緒に遊んでたよ。」
     

    女子C)「そう言えばイ○っ子も亡くなってるんだよね」
     

    俺)「え?マジで?」
     

    女子C)「それが何か、親御さんに殺されたらしいよ」
     

     ・・・・
     

    俺)「何それ?考えられないんだけど」
     

    女子C)「あの彼もいろいろ問題あったみたいだし、このご時世だから・・・」
     

     それ以上は聞けなかったけれどショックだった。小学生の低学年の頃はイ○っ子としょっちゅう遊んでいたのだ。あの頃の元気な彼の記憶しかない。
     

     それでも、テレビのニュースでやってるみたいなレベルの話が身の回りに出てくると言うのは、それこそテレビの中の出来事にしか感じられない。ショックではあったが、現実感が無かった。
     

     *
     

     みんなそれこそ小学校、中学校の時と同じ感じで仲よく話していたが、やはり突っ込んだ話になるとそれぞれ人生を刻んで来た事を感じざるを得なかった。離婚なんて当たり前、もう孫がいるとか、癌で死にかけたとか。
     

     もう人生でやる事全部やっちゃった。と言い切るニ○ブーは現在ランジェリーショップの店長さん。正にそれに似合った絶倫系スキンヘッド。
     

    ニ○ブー)「俺はもう、いつ死んでも後悔ないね。」
     

    俺)「マジでいつ死んでも後悔無いの?」
     

    ニ○ブー)「全くないね。もう孫も居るし、もう全てやり尽くした」
     

    俺)「俺まだやり残した事がいっぱいあるけどなぁ。明日死んでもOK?」
     

    ニ○ブー)「うん、別に何てことないよ」

    そこで僕はニィブーに提案した。
     

    俺)「ふーん、じゃあ、今そこの窓から飛び降りてみてよ」(3階の窓からすぐに飛び降りる事可能)

    その他大勢)爆++(さすがにイケイケコールは無し)
     

    ニ○ブー)「いや、まあ、それは無理だよ」
     

    俺)「何で?いつ死んでもいいって言ったじゃん」
     

    ニ○ブー)「死ぬっつったって、自ら命を絶つのは違うって」
     

    俺)「あ、そっか。なるほど。(では、何時死んでも良い訳ではないな、と思った、納得。)」


     *

     

     それにしても、意外だったのが、結構男女ともスリムだった事。
     

     僕は太った男ベスト3に間違いなく入る。まさか、みんなこの日を目指してダイエットしてきたのでは?と思うほどだった。あと、やはり数十年を経て、多少人格も変わったらしく、人間関係的力関係が多少変化していた気がする。僕の場合は、どうやら気さくになった分、威厳に欠ける感じになったと言うか、中学の頃はオーラがあったらしいが、今は無いらしい。
     

     あとみんなさりげなく他人に気を遣う大人になったな、と言うのは後で感心した。その点僕は未だに相手に気を遣うのがヘタ、と言うか出来ないな、と少し後れを取っている様な気がした。
     

     そう言えば、すっごい出世して今や大会社の役員、みたいな人は居なさそうだった。黙ってるだけなのかな。または、そう言った人は忙しくてこういう場に来れないのか。お医者さんは居るが。
     

     話は少しそれるが、僕の今の会社を大きくしたいと言う欲求は、お金もあるが、そう言った昔の僕を知っている人たちに、「へー、矢田やったなぁ」と思って欲しいと言うのがモチベーションになっている事も事実だ。
     

     *
     

     最後に、

    「はい、矢田君〆て」

     と主催の女子に突然に振られたのだが、酔っぱらっててしどろもどろ。本来スピーチとか得意なはずなのだが、
     

    「まあ、皆さん残り少ない人生を頑張って生きましょう」
     

     とか、ふざけて言った積りだけど、もうちょっと前向きの事とか言えなかったかな。料理も正直失敗しちゃって、今一だったし、良いところを見せようと気張ったが、裏目に出て残念。
     

     次回リベンジだ(お腹まわりも含めて)。

    | 同窓忘年会 | 04:30 | comments(0) | - | - |